給湯器の機能

「フルオート」と「オート」の違いは?

どちらもお湯張り・追い焚き・保温が全自動ですが「フルオート」の給湯器には水圧センサーがついているため、浴槽のお湯の量を測ることができます。そのため「オート」は浴槽の湯量を手動で調整しますが、「フルオート」は常にピッタリの湯量に調整してくれます。

フルオート機能

オート機能

またメーカーによっては追い焚き配管の自動洗浄機能がついています。浴槽のお湯を抜くだけで自動で配管内に熱湯を通すため、清潔に保つことができます。

エコ機能について

エコジョーズ従来のガス給湯器は燃焼の際に200℃の排熱を出しています。エコジョーズはこの熱を再利用して、あらかじめ水を温めることで効率よくエネルギーを使えるため、従来の給湯器より使用するガス量を約13%削減できます。またCO2排出量も約13%削減できるため、地球にやさしい給湯器です。

エコフィールまたエコフィールもエコジョーズと同様、石油給湯機の排熱を再利用して、従来の給湯器より灯油の使用量を約13%削減できます。

こららの給湯器のことを「潜熱回収型給湯器」と呼び、ベターリビングの保証なども優遇されます。ただし燃焼運転時にドレン排水(酸性水)が出るため、従来型の給湯器から交換する際には排水用の配管(下水)につなぐ必要があります。 マンションなどの集合住宅に取り付ける場合、建物の構造によっては配管ができない場合があるので注意が必要です。

熱源機とは?

温水を配管でめぐらせて、床暖房やルームヒーター、浴室乾燥暖房機などの暖房を行うことをセントラルヒーティングと言います(東京ガスのTESなど)。その暖房用の温水を沸かすための機械が熱源機です。

屋外で沸かしたお湯で暖房するため、ストーブ等のように換気の必要がなく、空気を汚しません。熱源機については暖房だけができる暖房専用機と、

台所やお風呂の給湯にも使える給湯熱源機

お風呂の湯はりや追い焚きもできるふろ給湯熱源機

があります。

熱源機については規格が統一されているため、国内メーカーの熱源機であれば、どのメーカーのものと交換しても、基本的には問題ありません。

熱源機の暖房能力について

熱源機の暖房能力はkW(キロワット)で表し、家庭用では7~23kWのラインナップがあります。数字が大きいほど同時に暖房できる能力が大きく、価格も高くなります。浴室暖房乾燥機1台のみの使用であれば能力はそれほど必要ありませんが、部屋数が多い場合は余裕を持ったものを選びましょう。

1温度/2温度

熱源機には1温度/2温度などの表記がありますが、これは床暖房用の低温水(45~60℃)と浴室暖房乾燥機やルームヒーター用の高温水(80℃前後)が同時に使えるタイプになります。1温度の場合でもそれぞれの機器に合わせて温度を切り替えることができますが、同時使用ができません。

3P/6P

熱動弁ヘッダー

また3Pや6Pなどの表記についてですが、これは熱源機が何系統つなげられるかの数になります。床暖房などの暖房機器には熱動弁があり、ここを開いたり閉じたりすることで配管内に水が流れ、熱源機が作動します。しかし熱源機に配管が1つしかないと、全部の部屋を同時に暖房してしまいます。そのため部屋ごとに熱動弁を分ける必要があるため、部屋数に応じてこの数を選びます。リンナイの場合、2温度3系統を「2-3」、2温度6系統を「2-6」と表示しています。

なお別売の熱動弁ヘッダーを介することで、6Pでも最大10部屋まで同時に暖房できる熱源機もあります。

Q機能とは?

お湯を一旦止めて再び出すと、最初は熱いお湯が出て、続いて一時的に冷たい水が出ます。これはお湯の蛇口をひねってから流量センサーが反応し、給湯器が作動して点火してから湯温センサーが反応するため、配管内の湯温が安定するまでにタイムラグが出てしまうからです(冷水サンドイッチ現象)。

「Q機能」は、再出湯直後のお湯の温度差を最小限に抑え、断続使用時でも快適にご利用いただくための機能です。マイコン制御でお湯の出始めをバイパス制御し、湯温のムラを和らげます。