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たにぃ 給湯器よもやま話6 2014年4月22日

ためになる話かどうかわかりませんが、とうとう連載6回目。前回に引き続き急にお湯が出なくなったときの対処法について書きたいと思います。

ケース2★水が止まっていた

意外に思うかもしれませんがこういったケースがよくあります。一番多いのは冬場の凍結。この場合、水の蛇口をひねると水は出るんですが、お湯の方は水すらも出ません(あるいはチョロチョロ)。

では水道の方は凍らないのになぜ給湯器側が凍るんでしょうか。なぜなら給湯器は壁からはみ出している分、風が当たりやすいから。気温が3度以下になって普通の道路は大丈夫なのに、高架道や橋の上は凍結していることがあります。それと同じで給湯器の水道管は壁に接していないので、冷風にさらされて凍りやすいのです。

凍結防止帯水道管に巻く保温材はある程度までは効果ありますが、気温が零下になってしまうと気休めにしかなりません。そのため寒冷地では冬場は水道管に電熱ヒーターを巻き、就寝前には家の配管の水抜きを行っています。

電熱ヒーターの電気代と毎晩の水抜きは結構大変。関東の平野部ではせいぜい年に数回しか凍結しませんから、どうしても朝必ずお湯を使いたい人じゃない限り、凍結防止ヒーターの工事までされていないのがほとんど。もし凍ってしまったら自然に解けるまで気長に待ちましょう。

なお給湯器そのものは凍結防止装置が働いて、ある程度は凍らないようになっています(寒冷地は要水抜き)。でも給湯器のコンセントを抜いたり、ブレーカーを落としてしまうとそれが働かず、凍結で最悪壊れます。そのため冬場は給湯器の電源を落とさないようにしましょう。もし引越しや長期不在で電気を落とす場合は、必ずお使いのガス販売店にご連絡をお願いします。

あとは管の詰まり。下水道ならともかく、上水道が詰まることはないと思うでしょうが結構あるんです。

水フィルターまず水道管の老朽化。古い水道管には鉛管や鉄管が使われていることがありますが、腐食するとそのサビがはがれて流れてきます。給湯器にそういったカスなどが入るとセンサーが壊れてしまいますので、入口に「ストレーナー」という網がつけてあります。ここである程度はせき止められるのですが、あまりにその量が多いと、その網目が詰まってしまいます。そうなると水の量が少なくなり、その流量をはかるセンサーが働かないためお湯を作れません。

水道に井戸水温泉水を使っている場合も同じようなトラブルが起きます。この場合、井戸水に含まれる粘土質の土や砂が網目に溜まります。ちなみに水道水以外の水で給湯器が故障した場合、メーカー保証が受けられません。

他にも注意したいのは水道工事後です。水道管の交換などで断水することがあると思いますが、工事中に出た土砂や配管の削りカスなどが水道管にまぎれこむことがあります。そのため工事が終わったあとは台所や洗面所などで十分に水だけを流し、いきなり給湯器やトイレ(特に温水便座)を使わないようお願いします。

もしトラブルが起きてしまったら素人判断でいじらないように。給湯器は下図のように配管がかなり複雑。お客様がいじったら水が噴き出して止められなくなったとか、2階で水漏れして下の階が水びだしになり損害賠償になったというケースもありますから。

それにフィルターが詰まるというのは水道管にトラブルを抱えたままということ。そこを直さない限りまた詰まり、給湯器の寿命を縮めます。トラブルが続くようでしたら必ず水道業者などにご相談ください。

あと単純に給湯器下の水栓が閉まっていたというケースもありますが、この場合はちゃんと水抜き栓が閉まっていることを確認してから開かないと大変なことになります(水が勢いよく噴き出します)。変だな? と思ったらまずはガス販売店へ連絡しましょう。

さて、次回はようやく給湯器の故障について書きたいと思います。って、まだ続くの?


たにぃ | 12:30

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