スタッフブログ

たにぃ 給湯器よもやま話20 2015年4月14日

あらまあ、だいぶ放置していました・・・

前回、立ち消え安全装置で中途半端に終わらせてしまいましたが、今回こそは不完全燃焼防止装置について。

フレームロッドのいろいろ給湯器やファンヒーターなど電気を併用するタイプのガス機器は、お湯や暖房の温度を調整しながら運転する上、コンロや湯沸器に比べ使うガスの量も多くなります。安全装置に求められることもシビアになりますので、立ち消え安全装置だけでは役不足。そのため多くの不完全燃焼防止装置にはフレームロッドが使われています。

フレームロッド(Flame Rod=炎の棒)は火口(バーナー)のすぐ横にある棒状のようなもの。熱電対と同じように電極になっています。ただし熱電対と違ってバーナーにも電極がつながれていて、運転中は端子に電圧をかけています。

フレームロッドのしくみフレームロッドとバーナーの間にはすき間があるので、火が消えているときは電流が流れません。火が着くと炎が電気を通し電流が流れるようになります(導電作用)。炎の大きさが大きくなれば電流が多く流れ、小さくなれば少なくなります。その電流を計れば、炎が正しく燃えているか判定できるのです。

もし空気が足りなくなって不完全燃焼を起こした時は、正常時より炎が小さくなって流れる電流が少なくなります。ガスの流れている量と比べて釣り合わない場合はコンピューターが異常と感知、エラー表示を出して運転を止めます。

炎のある・なしで異常を検知する熱電対に比べ、フレームロッドはこのように電流量で炎の状態がわかるので、ガス機器をきめ細かく監視する事ができます。そのため最近のコンロや湯沸器もフレームロッド式の不完全燃焼防止装置がついているものが多くなりました。

リモコンのあるガス給湯器や、液晶表示のあるガスファンヒーターの場合、頭の数字が「9」のエラーが出ていたら、空気が足りなくなって不完全燃焼を起こしているか、フレームロッドの異常。その際は使用を中止し(というか使えませんが)、メーカーなどに点検を依頼しましょう。


たにぃ | 8:46

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

タグは使えません。改行はそのまま表示されます。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最近の投稿

最新のコメント

たにぃ : 給湯器よもやま話21
ご質問ありがとうございます。建物の構造等、現場を見て... (10/13)
藤原一人 : 給湯器よもやま話21
はじめまして。一つ質問させて下さい。現在 1棟マンション... (10/12)

カテゴリー