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たにぃ 給湯器よもやま話14 2014年9月19日

なんだかんだで14回目です。昔「欽ちゃんのどこまでやるの!?」というTV番組がありましたが、このよもやま話もどこまで続くのでしょうか…

では今回は給湯器で使うガスの種類について。

日本で家庭用に使われているガスは大きく分けて2種類あります。LPガス都市ガスです。大ざっぱに分けるとLPガスボンベに詰められているガスで、都市ガス地下に埋められた配管を通って来るガスだと思います。でも細かく言うと違うんです

まず都市ガスについてですが、これはガスの供給の仕方であって、本来はガスの種類ではありません。法律上ではガス事業法で約束事を決められているものが都市ガスなので、LPガスを使っている都市ガスもあるのです(簡易ガスなど)。

それに対しLPガスLPGLiquefied Petroleum Gas)などとも書きますが、液化石油ガスというガスの種類の一つ。石油を掘ったり天然ガスを分離したときに出る重いガス(主にプロパン)が原料になっています。法律上では液化石油ガス法で販売の約束が決められています(簡易ガスなどの例外は除く)。

13Aガスの種類で分けようとすると、都市ガスで流しているガスのほとんどは、プロパンより軽い天然ガス(主にメタン)を使っています。でもメタン以外のガスを使ったり色々なガスを混ぜて、その燃える性質によって番号とアルファベットで細かく分類されています。そのためガスの種類で分けようと思ったら、都市ガスと呼ばず13Aとか12Aなどと呼ぶことになります。あら、ややこしい。

でも最近は他の種類のガスを使っている所も少なくなったので、いちいち12A、13Aなどと言わずに都市ガスと呼ぶことが普通になってしまいました。それにガス給湯器やコンロなどのガス器具にはたいてい両方書いてありますので、間違えないようになっています。

上:LPG用 下:都市ガス用

上:LPG用 下:都市ガス用

ということで細かく言うとわかりにくいので、今後は都市ガスLPガスと分けて言います。

さてこの2つ、普通に使っていても違いはほとんどわからないのですが、同じガスのように見えてまったく性質が違います。それぞれ専用の機器や器具を使わないとならず、ゴムホースですら専用品を使わなければなりません

よくあるのが引っ越しの時、前の家で使っていたガスコンロやストーブなどを持ってきたとき。つないでみたら煙が出たとか、火がすぐ消えちゃう/弱いとか火がボワッとなったとか、鍋にススがついて真っ黒になったなどのトラブルをよく聞きます。前の家とガスの種類が違うとまったく使い物にならないのです。

ホームセンターでガス器具を買うときや、知人から譲ってもらうときはちゃんと家のガスと合っているか注意しましょう。わからなかったら使っているガス屋さんに聞くのが間違いありません

次回はLPガス都市ガスの性質の違いについて細かく書いてみます、って「どこまでやるの?」


たにぃ | 19:24

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