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たにぃ 給湯器よもやま話12 2014年7月24日

エコフィール以前エコジョーズについて書きましたが、灯油式の給湯器にも同じようなものがあります。高効率直圧式石油給湯器「エコフィール」です。

当ショップはガス給湯器の専門店ですので灯油式の給湯器は扱っていないのですが、各々の長所短所は知っていますので、今回は石油給湯器について書いてみます。

以前号数について書きましたが、石油給湯器(灯油ボイラー)の能力はガス給湯器の「号数」ではなく、kW(キロワット)または kcal/h(キロカロリー/時)で表します。そのためガス給湯器との比較がわかりにくくなっています。

一応ガス給湯器の方も kW 表示をしているのですが、これまたややこしいのが数字が同じでも同等性能ではありません。ガス給湯器の場合はガスの消費量(入力)、石油給湯器は給湯出力の数字になっています。

EHKF-4754DAそのため、エコフィールとエコジョーズで比べてみると、

●長府製作所 エコフィール 石油給湯器 EHKF-4754DA

 給湯出力:46.5kW (40,000kcal/h)

に対し、

RFS-E2401A●リンナイ エコジョーズ 24号ガス給湯器 RFS-E2401A(A)

 ガス消費量:最大54.0kW (46,400kcal/h)

と書いてあっても、ガス給湯器の方の数字を出力に直すと、

 54.0kW × 92%(熱効率) ≒ 49.7kW

となるため、ほぼ同等の性能といえます。もしエコジョーズでない従来型のガス給湯器であれば熱効率は80%ぐらいまで下がりますので、43.2kWまで下がることになります。

左:エコフィール 右:エコジョーズ

左:エコフィール 右:エコジョーズ

こう書くと石油式の方が性能がいいように感じてしまうかもしれませんが、あくまでもこれは数字の書き方の違い。

能力という点で比べると、実は灯油や重油はガスに比べて熱量が少なめ。そのため石油式はガス機器よりバーナー(火口)を大きくしないと同量のお湯を沸かせません。給湯能力がほぼ同じ給湯器だったら、石油式の方が1.5倍くらい機器が大きくなります(写真は大きさの比較)。

またすぐ側に灯油タンクを備える必要があるため、さらにスペースを余分に取ります。そのせいか地価の高い市街地では石油式給湯器を見かけることが少ないようです。

ですが燃料コストの面では石油式の方が断然有利。そのためか北海道などの寒冷地では、設置スペースも気にする必要がないので灯油式が普及しています。都市部でもホテルや病院、工場などでは温水でセントラルヒーティングもできるので、重油ボイラーが使われていることが多いようです。

とはいえ月々の燃料代が安くても、石油式の方がタンクの設置などで機器が割高になりがち。こうした初期費用も考えて給湯器を選びたいですね。

もちろん、湯~ショップでは石油式給湯器からガス給湯器への変更と古い機器やタンクの廃棄処分も行っております。お気軽にご相談ください。


たにぃ | 18:23

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